Googleマップ、街全体の道路で360度の風景を表示する新機能
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街の路地風景を表示する「Street View」。青く表示されている道路が対応している[画像のクリックで拡大表示]
Google Maps上に情報を追加できる「Mapplets」機能。画面では天気情報を追加した[画像のクリックで拡大表示]
米グーグルは2007年5月29日、地図サービスの「Google Maps」上で街の道路に沿った風景を表示する新機能「Street View」を発表した。各地から眺めた360度の風景を表示し、道路に沿って移動もできる。対応している都市は、米国のサンフランシスコ、ニューヨーク、ラスベガス、デンバー、マイアミ。今後も対応都市を増やしていく計画だという。
現状では英語版サイトのみが対応。画面上部の「Street View」ボタンをクリックすると、表示できる場所にはカメラのアイコンが現れる。例えば、ニューヨークはマンハッタン島の全域のほとんどの道路、および周辺の幹線道路で360度の画像を表示できる。道路の脇が青く表示されていれば「Street View」を閲覧できることを示す。街の中を歩くように画像を表示できるため、レストランの場所を事前に確認するといった用途に利用できる。グーグルは「バス停や道路標識も確認できるため、旅行の計画にも便利」としている。
同時に、Google Maps上にさまざまな情報を追加できる「Mapplets」機能も追加した。グーグル以外の業者がMappletsを作成して情報を配信する。ユーザーはGoogle Maps上にどのMappletsを表示するかを選択できる。現状では、各地の天気や気温を参照できるもののほか、不動産、映画情報などを表示するMappletsが公開されている。
(松元 英樹=日経パソコン) [2007/05/30]
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